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奄美雑話

地理学の目で群島を見る

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刊行:2024年2月
定価 1,870(本体1,700円+税)円/261g
ISBN9784860994235(486099423X)/C0025
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(オンライン版)
刊行:2024年3月
無期限版:1,870(本体1,700円+税)円
1-yearアクセス*:935(本体850円+税)円
*差額支払いで無期限版へ切替可能
ISBN9784860997526/C0825

内容紹介

奄美に魅せられ、20年間研究フィールドとして学生たちと見続けてきた著者が、群島の地域的な諸相を地理学の視点から描く。本土からのステレオタイプで一方的なまなざしに抗し、島からの視線で群島を見つめ直す。南海日日新聞好評連載、奄美群島初の地理学エッセイ。

書評・紹介記事

南海日日新聞,2024(令和6)年4月5日(金) 瀬戸内町立図書館・郷土館の町健次郎氏による書評が掲載されました。

主要目次

振り出し―なぜ奄美に?― 

Ⅰ 自然環境と世界自然遺産
 Ⅰ-1 温泉がないのは不満だ
 Ⅰ-2 野生生物島外持ち出し禁止条例
 Ⅰ-3 ロードキルをなくすには
 Ⅰ-4 アカギ,伐る/伐らない?
 Ⅰ-5 てげてげな奄美の世界自然遺産
 小括① 自然環境と奄美の自己決定
Ⅱ シマの文化景観
 Ⅱ-1 島のシマ
 Ⅱ-2 シマのコスモロジー
 Ⅱ-3 災害とシマ
 Ⅱ-4 高倉は語る
 Ⅱ-5 ケンムンの島
 小括② シマ景観の豊かさとシマの危機
Ⅲ 離島の都市,名瀬
 Ⅲ-1 名瀬・ナセ・なぜ
 Ⅲ-2 名瀬の景観レイヤー
 Ⅲ-3 コンパクトシティ名瀬 その1
 Ⅲ-4 コンパクトシティ名瀬 その2
 Ⅲ-5 大島紬と住宅
 小括③ 離島都市の独自性
Ⅳ はたらく島
 Ⅳ-1 稼げる島
 Ⅳ-2 ホスト/ゲストの観光
 Ⅳ-3 客を選ぶ観光地
 Ⅳ-4 ベイスターズがやってきた
 小括④ 同じことをしていては稼げない
Ⅴ 島とナイチ
 Ⅴ-1 ナイチと内国植民地
 Ⅴ-2 奄美復帰70年―奄美のさかいめ― 
 Ⅴ-3 奄美復帰70年―復帰のゆくえ― 
 小括⑤ 立ち位置を確かめる
中入り
 第二次奄美ルネッサンス

執筆者紹介

須山 聡(すやま さとし)
1964 年富山県富山市生まれ。筑波大学大学院 地球科学研究科 単位取得退学、 駒澤大学文学部地理学科教授。博士(理学)。専門分野は人文地理学・景観論・ 離島研究。主な著書に、『在来工業地域論』(単著、古今書院,2004年)、『離島研究Ⅰ~Ⅵ』(共著・共編著、海青社、2003~2018年)、『奄美大島の地域性―大学生が見た島/シマの素顔』(編著、海青社、2014年)などがある。