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古都の原風景
京都・宇治・近江・奈良などに散在する古都の景観を長年、建築史に携わってきた著者が折にふれて綴った好エッセイ。また、京の町家を描き続ける勝山正則氏の詩情豊かな木版画もユニーク。
京京都御所／京の百塔詣り／上賀茂社家町／祇園祭と京の町家／二条陣屋の
落し階段／高山寺の石水院／慶長の大地震と伏見城／京唐紙／植治こと小川
治兵衛／哲学の道／米寿を迎えた京博の建物／武田五一と京都／関西美術
院の建物／同志社女子部のキャンパス／京が残す先賢の住まい／「いき」の
館訪問記 宇治萬副寺円窓／方丈記／宇治十帖／松殿山荘／失われていく古道／茶の釘陰
と探春の芦雁図 近江山の社／里坊と石垣の町・坂本／水軍と文人の町・堅田／近江路の本陣／草津
本陣／近江商人の町・八幡／湖西の姉弟塔／幻に終わるか安土城／信楽に
在った古代の家／建築家ヴォーリズのユートピア えとせとら間／門 そして京都／茶室の窓／下地窓／開化の窓／神々の住まい／二つの
賀茂社／車窓の大和 三輪山／斑鳩の三塔／宣教師と勧進聖／京に住むの
記（一）／京に住むの記（二）／京に住むの記（三）／京に住むの記（四）
／京に住むの記（五）／「サクラ」の同期
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