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■ 山林 2月号 ■
本書は、古代人の木についての思いを知る手がかりを得るために、鎌倉時代までの古典の中から、古典の中に出てくる主だった木を選び、古典の記述を引用しながらその木の特徴と合わせて、古代人の木への関わり方を記した書である。本書は以下の章および出典テキスト、参考文献から構成されているが、読みすすめていくにしたがい、われわれの祖先の木との関わり、木に対する思いをうかがい知ることができ、あらためて木の文化の深さを思い知ることができる。 序章 古典にみる日本の植生 一章 伝説の木・祈りの木 二章 不思議の木 三章 飛鳥の木・奈良の木 四章 里の木・山の幸 五章 都を飾る花の木 六章 常磐の緑・紅葉の錦 七章 飛騨の匠 八章 木に刻む思い 九章 匠の技 住居、器、家具をはじめ、生活、生産、信仰の面で古来より木と密接に関わってきた生活が徐々に薄れつつある現在、もう一度木について考えさせれられるような書である。 詳しくは 雅びの木のページへ
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