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よみがえる神戸危機と復興契機の地理的不均衡
内容紹介神戸が歩んだ長期的復興の軌跡を、海外研究者が詳細なフィールド調査をもとに徹底検証する。2015年に20年の節目を迎える阪神・淡路大震災からの復興の過程は、東北地方が歩む東日本大震災からの復興の指針として有効活用できる。原著:Reconstructing Kobe: The Geography of Crisis and Opportunity.(2010, UBC Press)
書評・紹介記事地理,60-1、古今書院発行 雑誌「地理」の「書架」欄に書評が掲載されました。 KOBEの本棚,第77号 平成26年7月20日 神戸市立図書館発行 神戸市立図書館発行「KOBEの本棚」誌に掲載されました。 神戸新聞,2014年(平成26年)3月12日 神戸新聞で著者近影と共に紹介されました。 主要目次日本語での出版に寄せて 第1章 序 論 本書の構成 第2章 地震と都市復興 2.1 被災後の復興にかかわる諸問題 2.2 日本の都市計画と行政 本章のまとめ 第3章 神戸と阪神地震 3.1 地震までの神戸 3.2 危機をめぐる地理的不均衡 評 価 第4章 復興計画の策定と復興への対応 4.1 日本政府の行動 4.2 地方自治体の行動 評 価 第5章 反対運動、住民参加、そしてフェニックス計画 5.1 住民による反対運動 5.2 市の対応とまちづくり計画の起こり 5.3 フェニックス復興計画 5.4 日本政府による事業の見直し 評 価 第6章 近隣地区における事例研究 6.1 神戸市西部の新長田地区の場合 6.2 神戸市東部の森南地区の場合 評 価 第7章 象徴的事業と地域経済 7.1 象徴的事業のための資金提供 7.2 神戸の経済、および小企業の苦境 7.3 ケミカルシューズ製造業 7.4 新たな産業や企業の誘致 7.5 神戸空港と神戸市の負債 評 価 第8章 結 論 8.1 復興10カ年計画は成功したのか? 8.2 神戸の復興には主に何が影響したのか? 8.3 危機と復興契機の地理的不均衡 8.4 日本の都市のための教訓 8.5 世界の都市のための教訓はあるか? 評 価 付 録 A 阪神地震後の神戸における10年間の復興年譜(1995~2005年) B 政府による救援と回復の手立て(1995年) C 地方自治体による主な復興活動(1995年) 注釈/文献/日本語ターム小辞典/索引 訳者あとがき 執筆者紹介デビッド W. エジントン (David W. Edgington)/ブリティッシュ・コロンビア大学地理学部教授 香川貴志 (KAGAWA Takashi)/京都教育大学教育学部教授 久保倫子 (KUBO Tomoko)/岐阜大学教育学部助教
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