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地域連携活動の実践大学から発信する地方創生
内容紹介授業やゼミでPBL(課題解決型学習)を実践している大学教員が,大学の“第三の使命”とされてきた社会貢献について考え,公正中立な域外他者として,地域や大学にとって真に必要な地域連携活動のあり方を提案する。
主要目次第1章 大学教員による地域連携活動 (山田 浩久) 1.1 地域連携の必然 1.2 大学の地域連携事業の系譜 1.3 地域コミュニティとの関係 1.4 自治体の役割 1.5 企業・事業所の活動 1.6 学生の活動 1.7 地域連携活動の位置づけと役割 第2章 まちづくりの本質―山形県中山町― (山田 浩久) 2.1 まちづくりの目的 2.2 教育研究活動の変化 2.3 活動の背景と対象地域の概観 2.4 活動の具体的な内容 2.5 活動の成果 2.6 まちづくりの実験 2.7 原点回帰 第3章 ゼミ活動による中心商店街の再生―岩手県奥州市― (岩動 志乃夫) 3.1 ゼミ活動の効果 3.2 東北学院大学教養学部でのゼミ教育 3.3 教育研究活動の目的と研究対象地域の概観 3.4 活動の具体的な内容 3.5 活動の公表 3.6 活動の成果 3.7 ゼミ活動のあり方 第4章 研究室の地域づくりへの参画―福島県石川町― (初澤 敏生) 4.1 研究室の役割 4.2 事業の説明 4.3 研究対象地域の概観 4.4 活動の具体的な内容 4.5 活動の成果・提言 4.6 研究室の活動が与えた影響 4.7 地域づくりへの参画によって学生が得るもの 第5章 大学と地域の連携による留学生の学習支援―秋田県大仙市― (岩動 志乃夫) 5.1 留学生の活動を活かす 5.2 留学生を対象としたモニターツアー実施の経緯 5.3 教育研究活動の目的と研究対象地域の概観 5.4 活動の具体的な内容 5.5 ツアーから得られた課題に対する協議会の対応 5.6 地域と留学生が得られた成果 5.7 学習支援と地域支援の相乗効果 第6章 COC事業による大学の地域活性化に向けた取組―山形県庄内町― (山口 泰史) 6.1 地域連携に向けた大学の取組 6.2 地(知)の拠点整備事業 6.3 研究活動の経緯と研究対象地域の概観 6.4 活動の具体的な内容 6.5 立谷沢プロジェクトの成果のアウトプット 6.6 今後の展開 6.7 弱い紐帯の強み 第7章 COC事業による研究室の観光まちづくり活動―山形県上山市― (山田 浩久) 7.1 地域に対する教員の能動的取組 7.2 山形大学のCOC事業 7.3 教育研究活動の目的と研究対象地域の概観 7.4 活動の具体的な内容 7.5 活動の成果と公表 7.6 調査後の展開 7.7 地域へのフィードバック 第8章 地方創生事業における大学の連携―福島県玉川村― (初澤 敏生) 8.1 地域が大学に求めるもの 8.2 事業の説明 8.3 活動の目的 8.4 活動の具体的な内容 8.5 活動の成果・公表の仕方 8.6 今後に予測される変化 8.7 大学の役割 第9章 「道の駅」との連携・学生インターシップ支援―青森県青森市・今別町― (櫛引 素夫) 9.1 地域連携と就労・就職支援との関係 9.2 「道の駅」と大学連携の枠組み 9.3 教育研究活動の目的と研究対象地域の概観 9.4 活動の具体的な内容 9.5 活動の成果・公表の仕方 9.6 青森大学としての収穫と今後の展望 9.7 「道の駅」連携事業の課題 第10章 地域連携活動の展開 (山田 浩久) 10.1 地域連携事業の発展的フォローアップ 10.2 地域に関わる活動の蓄積 10.3 地域形成の多様化 10.4 活動の具体的な内容 10.5 学生による広域観光プランの提示 10.6 東北地方の観光施策 10.7 地域連携活動の統合がもたらす効果 索 引 執筆者紹介山田 浩久 (YAMADA Hirohisa) 山形大学人文社会科学部教授。編集,第1,2,7,10章。 1964年生。東北大学大学院理学研究科博士課程後期満期退学,博士(理)。 主著:『インバウンド観光に向けた地域資源の発掘と検証』(山形大学人文学部叢書9,2016),『地方都市の持続可能な発展を目指して』(編著,山形大学出版会,2013),『地価変動のダイナミズム』(大明堂,1999) 岩動 志乃夫 (ISURUGI Shinobu) 東北学院大学教養学部教授。第3,5章。 1961年生。立正大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学,博士(地理学)。 主著:『地域をさぐる』(共著,古今書院,2016),『東日本大震災と被災・避難の生活記録』(共著,六花出版,2015),『現代日本の地域研究』(共著,古今書院,2011) 初澤 敏生 (HATSUZAWA Toshio) 福島大学人間発達文化学類教授。第4,8章。 1962年生。立正大学大学院文学研究科中途退学,博士(地理学)。 主著:『福島復興学』(共著,八朔社,2018),『Rebuilding Fukushima』(共著,ROUTLEDGE,2017),『JAPAN AFTER 3/11』(共著,University Press of Kentucky,2016) 山口 泰史 (YAMAGUCHI Yasufumi) (株)フィデア総合研究所主任研究員。第6章 1972年生。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学,博士(学術)。 主著:『若者の就職移動と居住地選択 都会志向と地元定着』(古今書院,2018),『北東日本の地域経済』(共著,八朔社,2012),『日本の人口移動 ライフコースと地域性』(共著,古今書院,2002) 櫛引 素夫 (KUSHIBIKI Motoo) 青森大学社会学部教授。第9章。 1962年生。弘前大学大学院地域社会研究科博士課程修了,博士(学術)。 主著:『都市の空き家問題 なぜ? どうする?』(共著,古今書院,2016),『東日本大震災 弘前大学からの展望[2011‒2012]』(共著,弘前大学出版会,2013),『地域振興と整備新幹線』(弘前大学出版会,2007年)
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