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地図でみる京都
知られざる町の姿
| 刊行:2019年1月 定価 1,760(本体1,600円+税)円/264g ISBN9784860993443(4860993446)/C0025 |
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刊行:2019年1月 ※eStoreで販売
1,760(本体1,600+税)円
ISBN9784860999957/C0825 |
歩いたり自転車で見て廻るには好都合な2万5千分の1地形図を用い、府下36地域を対象に地形図の記号をたどり、なぜそこに集落が発達し、工場が出来、耕地が広がるかなど、地域の特徴やその成り立ちを読み解く。
人文地理,71(2),2019 須原洋次先生による書評が掲載されました。 京都新聞,2019年(平成31年)2月5日 紙面とともに紹介されました。
01 京丹後市峰山町/震災を乗り越えた交通の要地
02 京丹後市網野町/震災後の市街地整備と縮緬の町
03 京丹後市久美浜町/潟湖と砂丘の恩恵を受けて
04 伊根町/伝統的な舟屋群と地すべり地形
05 宮津市/天橋立と二分された市域
06 与謝野町岩滝/縮緬とニッケル工場
07 与謝野町加悦/地域を支えたニッケル・縮緬と加悦鉄道
08 舞鶴市(東地区)/軍港都市から工業都市へ
09 舞鶴市(西地区)/城下町から港湾都市へ
10 福知山市(中心部)/由良川と共に生きる町
11 福知山市(長田野周辺)/大規模な流路変遷により生まれた長田野台地
12 舞鶴市志高・福知山市大江町/由良川とどうつきあってきたか
13 福知山市夜久野町/京都で唯一の火山がもたらす恩恵
14 綾部市/陣屋町からグンゼの町へ
15 京丹波町須知/人・物の中継地から蒲生野の開発へ
16 京丹波町和知・南丹市日吉町胡麻/内陸部にみられる川の造形
17 南丹市園部町/京都市との繋がりと口丹波の中心地
18 亀岡市/京都市に隣接する丹波の入口
19 京都市北区・上京区/都市計画とその後の発展
20 京都市上京区・左京区・中京区/鴨川の西と東
21 京都市東山区・下京区・南区/京都の玄関口と信仰の地
22 京都市山科区/洛外から洛東へ
23 京都市右京区/嵐山・嵯峨野の景観保全
24 京都市西京区・向日市・長岡京市/丘陵に生きる地域
25 京都市伏見区/歴史の舞台と災害
26 京都市伏見区・大山崎町・久御山町/京都盆地の出口,三川合流地域
27 宇治市/宇治川の谷口に成立した町
28 城陽市・久御山町/丘陵と低地に広がる生活域
29 八幡市/洪水との闘いと開発
30 京田辺市・井手町/多彩な地形と古くからの居住地
31 宇治田原町/山間地を克服する新旧の産業振興
32 木津川市木津町・山城町/奈良盆地への北の入口
33 木津川市加茂町/大都市との近接性で生きる地域
34 精華町/国一揆終焉の地が学研都市へ
35 笠置町・和束町/南山城水害を乗り越えて
36 南山城村/断層崖で隔てられた高原と河谷
索引・用語解説
岩田 貢 いわたみつぐ
1950年京都府生まれ。京都教育大学教育学部卒。龍谷大学法学部教授(教職課程)。編著に『防災教育のすすめ ― 災害事例から学ぶ ― 』古今書院 2013,共著に『京都地図絵巻』古今書院 2007,『京都学を楽しむ』勉誠出版 2010,『京都地名語源辞典』東京堂出版 2013,『地名が語る京都の歴史』東京堂出版 2016など。
山脇正資 やまわきまさし
1963年京都府生まれ。京都教育大学教育学部卒。京都府立嵯峨野高等学校教諭(地理歴史科)。京都府「土地分類基本調査」地形分類を担当。「地理教材研究会」事務局を担当。編著に『防災教育のすすめ ― 災害事例から学ぶ ― 』古今書院 2013,共著に『京都地図物語』古今書院 1999,『京都府レッドデータブック 2015』京都府 2015,『図説 京丹後市の自然環境』京丹後市 2015,など。
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