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郊外からみた都市圏空間郊外化・多核化のゆくえ◆ 2009年度日本都市学会賞(奥井記念賞)受賞!(2009/09/06)
内容紹介21 世紀初頭における地域の郊外化、超郊外化、多核化、ジェンダー、都市圏規模などの各課題と動向を解説し、今後の展望とビジョンを提示する。都市という領域を広域な領域でとらえること、郊外地域からの視点でとらえることに主眼を置いた。
主要目次まえがき
序 章―20世紀の都市圏研究と郊外地域研究の課題― I 都市化地域の拡大と郊外の形成 II 高度経済成長期以降の都市圏構造の変化-郊外化から反都市化へ III 産業(雇用)の郊外化に伴うさらなる構造変容-超郊外化と多核化 IV 産業(雇用)の郊外化が通勤パターンに及ぼす影響 V 通勤パターンの性差と郊外地域の雇用の特性 VI 小規模都市圏における空間構造の変化 VII 本書の課題と目的 VIII 分析の視点・手法 第II部 国内都市圏・大都市圏の動向 第1章 日本の都市圏における郊外地域の特性分類 I 都市化から都市圏の成長へ II 都市圏の定義と抽出、分析資料 III 1970 年以降の常住人口および就業人口の動向 IV 主要都市圏の特性の類型化 V 郊外空間の地域性 第2章 大都市圏多核化の兆しの検証―オフィス・店舗従業者の空間分布の変化― I 分散か集中か、単核か多核か II 研究対象地域と分析手法 III 各大都市圏における距離帯別の動向 IV 各大都市圏における郊外核形成の傾向 V 大都市圏規模による空間構造変化の違い 第III部 大都市圏郊外の空間構造の変化―京阪神大都市圏における事例― 第3章 郊外の誕生―近代の大阪近郊における住宅郊外化と居住者の特性― I 郊外誕生期における都市圏研究の視座 II 大阪都市圏における初期の都市化・郊外化 III 居住者の職業構成からみた大阪近郊の変化とその類型化 IV 大阪市と郊外地域間の通勤通学流動:1930 年 V 近代における郊外化がその後の郊外成長に残したもの 第4章 雇用の郊外化と通勤パターン―通勤距離の変動からみた都市圏構造の変化― I 通勤距離と郊外化との関係 II 京阪神大都市圏における通勤流動パターンと通勤距離の変化 III 地域別の平均通勤距離の動向と通勤流動の多様化 IV 通勤距離の変化のパターンと大都市圏内の地域的特性 V 補論:最近の大阪都市圏における通勤流動の変化 第5章 超郊外化―都市圏周辺地帯における通勤流動の変化と社会・経済的地域構造― I 超郊外化の視点 II 人口および通勤流動パターンの変化(1965~85 年) III 因子分析の結果 IV 地域間交流について V 周辺地帯の地域構造と超郊外化地域 第6章 多核化―その動向と郊外核の特性― I 多核化現象と郊外核の定義 II 核の抽出と分類 III 就業構造、交通手段、勢力圏構造からみた核の特性 IV 日本型大都市圏の多核化の方向 V 補論 1:1980~2000 年における郊外核の特性の変化 VI 補論 2:職業別ゾーン間通勤トリップパターンの変化(1980~90) 第7章 郊外のジェンダー―雇用の郊外化の進展と性別就業構造― I 女性の就業構造の変化と郊外における雇用の成長 II 大阪都市圏における職業別女性就業構成の変化 III 3 地帯別にみた大阪圏の男女別就業構造の変化 IV 多核化の進展と男女別就業構造 V 雇用の郊外化の鍵を握る中年女性就業者と多核化の進展に向けて 第8章 郊外核検証―大阪北郊郊外核の特性と 1990 年代におけるその変化― I 郊外核の特性検証の意義 II 郊外核の特性と都心・副都心地区の特性比較 III 二つの郊外核に関する若干のコメント 第IV部 地方の中小都市圏の空間構造の変化 第9章 地方都市とモータリゼーション―小規模都市圏の郊外の成長・都心部の停滞― I 小規模都市圏の郊外化研究の視点 II 都市圏規模と人口・従業者の分布構造の関係 III 金沢都市圏の従業者の地域構造 IV 小規模都市圏の郊外化の進展とモータリゼーション 第10章 地形・交通線の制約―長崎・佐世保両都市圏における社会経済地域構造の比較― I 両都市圏の地域性 II 就業構造からみた経済的地域構造の特性 III 社会構造の空間的特性 IV 県内二眼レフ構造の崩壊と今後の課題 終 章―まとめと今後の展望― I 21 世紀初頭の都市圏研究の動向 II 郊外からみた都市圏空間の変容モデル III 都市圏郊外のゆくえ 索 引 初出一覧 あとがき
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