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姫 始

高木智第二句集

  • 高木 智 著
  • B6判変形経折り本上製(ケース入)/154頁
  • 書棚:その他作品集
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刊行:1999年11月
定価 3,300(本体3,000円+税)円/275g
ISBN9784906165810(4906165812)/C0092

内容紹介

現代俳句協会員である高木智の第一句集『ベレー』(平成元年、海青社刊) に続く第二句集。平成元年以後、現在までの約400句を収む。集名の「姫始」は、毎年1句を収めていることによる。

主要目次

その10句を見ただけでも、著者の経移を知るに足るといえよう。
  姫始水平線は空にあり (平成1年)
  姫始子無きは猫を鎹に (平成2年)
  偕老は赤児の如き姫始 (平成3年)
  姫始四角四面の京住ひ (平成4年)
  姫始色は匂へど宙の舞 (平成5年)
  笑ふとは和むことにて姫始 (平成6年)
  姫始親しき仲に礼儀あり (平成7年)
  姫始還暦といふ年の来て (平成8年)
  錦絵の秘画彷彿と姫始 (平成9年)
  孫去りし静けさにあり姫始 (平成10年)
図書館司書としての経歴を踏む著者は装丁にも造詣が深い。
第一句集『ベレー』は和装袋綴じ、第二句集の『姫始』は経折り本仕立てである。