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ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第3巻

身体と生存の文化生態

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4,104円(税込)
冊子版/刊行:2014年6月
本体3,800円/648g
ISBN978-4-86099-273-6(4-86099-273-3)/C3336
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4,104円(税込)
CD-R版/刊行:2015年11月
本体3,800円
ISBN978-4-86099-922-3/C3836
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3,283円(税込)
ダウンロード版/刊行:2015年11月 ※eStoreで販売
本体3,040円
ISBN978-4-86099-922-3/C3836

内容紹介

生物としてのヒトと、文化を持つ人という2つの側面を意識しながら、食や健康、出産や子育て、家族形成といった身近な現象の多様性を、アジア・オセアニア、ヨーロッパ、アフリカなど世界各地の事例から考察。シリーズ第5回配本

主要目次

シリーズ刊行趣旨
はじめに

序章 人類の生存環境と文化生態    (池口明子・佐藤廉也)
    0.1 身体と行動の生物-文化的理解
    0.2 食と生存
    0.3 身体に刻まれた適応の歴史
    0.4 成長・リプロダクションとヒトの生活史
    0.5 世帯人口・分業と環境利用
    0.6 本書の研究視点

第Ⅰ部 食と生存
第1章 自然を取り込む:日誌法によるラオス3地域の野生食物摂取の比較
             (野中健一・小野映介・夏原和美・村山伸子)
    1.1 はじめに:食と健康を村落レベルの視点からとらえるために
    1.2 データの取得:日誌法による食物摂取の把握
    1.3 野生動植物食用の実態
    1.4 検  討
    1.5 今後の課題
第2章 インドネシア、ラマレラのクジラをめぐる交換経済と食文化(江上幹幸)
    2.1 はじめに
    2.2 近代化と社会・経済システムの変化
    2.3 移住の歴史と伝承にみられる贈与・交換
    2.4 物々交換による共生的関係
    2.5 クジラと食生活
    2.6 おわりに
第3章 米を食べる:明治後期日本の都市社会    (遠城明雄)
    3.1 はじめに
    3.2 「生活難」に直面した都市社会
    3.3 米と社会的身体
    3.4 おわりに

第Ⅱ部 身体に刻まれた文化
第4章 トンガ人の肥満    (稲岡 司)
    4.1 はじめに
    4.2 太平洋・トンガ・トンガ人
    4.3 肥満の成因
    4.4 トンガ人はいつから太ってきたか?(食物摂取や活動・労働の変化)
    4.5 遺伝的検討
    4.6 肥満をどう考えるか?(ボディーイメージ)
    4.7 肥満との戦い
第5章 チベットに暮らす人々の老いと高所環境    (坂本龍太)
    5.1 はじめに
    5.2 人体にとっての低酸素
    5.3 青海省高齢者健診
    5.4 チベット人における適応と老化の関連についての仮説
    5.5 変わりゆく世界の中で
    5.6 おわりに
第6章 古人骨から過去の生業形態を読む    (米元史織)
    6.1 はじめに
    6.2 筋骨格ストレスマーカーに関する研究
    6.3 MSMsを用いた生業変化に関する研究
    6.4 MSMsを用いた生業復元: 漁撈民
    6.5 日本の中世漁撈民
    6.6 MSMsを用いた生業復元: 江戸時代の武士
    6.7 おわりに

第Ⅲ部 成長・リプロダクションと生活史
第7章 森棲みの焼畑民が大人になるまで:エチオピア森林焼畑民の生業
    と生活史    (佐藤廉也)
    7.1 ヒトの生涯と成長・結婚・出産
    7.2 マジャンギルの生業と生涯
    7.3 子供期から青年期にかけての成長と学習
    7.4 結婚の諸相と出生力
    7.5 焼畑民の生活史における成長と出生力
第8章 ポスト狩猟採集社会と子どもの社会化    (高田 明)
    8.1 問  題
    8.2 目的と方法
    8.3 クンを社会化する環境の変遷
    8.4 資源としての環境
第9章 ソンガイ・ザルマの女性にとって産むということ:ニジェールの
    一農村におけるエスノグラフィー    (堀井聡子)
    9.1 はじめに
    9.2 方  法
    9.3 対象地域の概要
    9.4 大家族における存在価値の証明
    9.5 アルベーリになるための条件
    9.6 女性にとって産むということ
    9.7 妊娠・出産行動に投影される産むことの意味

第Ⅳ部 世帯人口・分業と環境利用
第10章 世帯ライフサイクルと漁場利用:ラオス・メコン川流域の
     天水田集落を事例に    (池口明子)
    10.1 はじめに
    10.2 世帯人口と資源利用:チャヤノフ小農論の環境論的展開
    10.3 メコン川流域における天水田集落の立地環境
    10.4 世帯構造と労働力
    10.5 漁場・漁具・漁法
    10.6 世帯ライフサイクルと湿地の重層的利用:おわりにかえて
第11章 身体・知識と資源利用:パプアニューギニア・ボサビにおける
     性別分業の事例から    (小谷真吾)
    11.1 「悲しみ」を競う人々
    11.2 知識と性別分業
    11.3 ボサビの概要
    11.4 ボサビにおける生業
    11.5 性別分業の概観
    11.6 性別分業の定量
    11.7 性別分業の構築性
    11.8 システムの接合点としての性別分業
第12章 女性の役割と生業戦略の変容:ポーランド・カルパチア地域の
     山地集落を事例に    (中䑓由佳里)
    12.1 はじめに
    12.2 生業とその担い手
    12.3 自然信仰と生活の中での女性の位置
    12.4 時代の変化と女性の役割

索引・用語解説

執筆者紹介

池口 明子* 横浜国立大学教育人間科学部 准教授
稲岡  司  佐賀大学農学部 教授
江上 幹幸  沖縄国際大学総合文化学部 教授
小谷 真吾  千葉大学文学部 准教授
小野 映介  新潟大学教育学部 准教授
遠城 明雄  九州大学大学院人文科学研究院 教授
坂本 龍太  京都大学白眉センター 特定助教
佐藤 廉也* 九州大学大学院比較社会文化研究院 准教授
高田  明  京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授
中䑓 由佳里 東京女子大学 非常勤講師
夏原 和美  日本赤十字秋田看護大学看護学部 教授
野中 健一  立教大学文学部 教授
堀井 聡子  国立保健医療科学院国際協力研究部 主任研究官
村山 伸子  新潟県立大学人間生活学部 教授
米元 史織  九州大学大学院比較社会文化学府 博士課程