本のご注文書店様へ 
   ホーム | 書棚 | 50音順目録 | 書評・紹介記事 | 常備店  | リンク集 | ENGLISH 

カバー写真を表示


冊子版は下記のネット書店でも
お求めいただけます
紀伊國屋書店  Amazon.co.jp
セブンネットショッピング  hontoネットストア
オンライン書店e-hon  楽天ブックス
オンライン書店honyaclub  Knowledge Workder

ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第1巻

自然と人間の環境史

冊子版を購入
4,104円(税込)
冊子版/刊行:2014年4月
本体3,800円/683g
ISBN978-4-86099-271-2(4-86099-271-7)/C3336
PDF版を購入
4,104円(税込)
CD-R版/刊行:2015年11月
本体3,800円
ISBN978-4-86099-920-9/C3836
PDF版を購入
3,283円(税込)
ダウンロード版/刊行:2015年11月 ※eStoreで販売
本体3,040円
ISBN978-4-86099-920-9/C3836

内容紹介

人はどこに住まうか。砂漠、高山、低地、地すべり地帯など土地への適応、自然の改変へ の適応、災害への対処について、「人間の環境としての自然」に向き合う、フィールド科 学としての地理学の視点から考える。第4回配本

書評・紹介記事

植生史研究,第23巻 第1号(2014) 「植生史研究」に書評が掲載されました。

主要目次

はじめに
序章 人はいかにして住まうか? 人間からとらえる自然 ― 関係性の地理学の再構築から
      環境史へ(宮本真二・野中健一)
 0.1 はじめに:人類史の舞台としての自然に向き合う
 0.2 環境史研究への展開
 0.3 環境史への地理学的分析枠の再構築
 0.4 土地と人の「生き生きとした」姿の解明へ

第I部 環境史と居住史
第1章 グレート・ジャーニーの行方:低地居住の過去・現在・未来(小野映介)
 1.1 はじめに
 1.2 沖積低地の地形発達史
 1.3 人々は沖積低地をどのように利用してきたのか
 1.4 「自然災害」の多発地帯としての沖積低地
 1.5 グレート・ジャーニーの行方
第2章 低地への適応:洪水を「利用」するベンガル・デルタ(宮本真二)
 2.1 はじめに:なぜヒトは、低地を選ぶのか?
 2.2 対象地域の概観:ベンガル・デルタ
 2.3 研究の方法
 2.4 結  果
 2.5 考  察
 2.6 おわりに:洪水を「利用」した低地の土地開発史
第3章 「気」を逃さない理想の小盆地:朝鮮半島を中心とした形勢派風水の場所選びと環境改善(渋谷鎮明)
 3.1 はじめに
 3.2 東アジアに広まった形勢派風水の論理
 3.3 形勢派風水で選ばれる「吉地」:気を逃さない理想の小盆地
 3.4 なおす風水:樹林地や築山で環境はなおる?
 3.5 まとめ
第4章 砂漠に住まう:カラハリ狩猟採集民の居住地選択と決定(野中健一)
 4.1 はじめに
 4.2 対象地域の概要
 4.3 カデ地域にみられるキャンプの分布
 4.4 キャンプをどう設けるか
 4.5 自然と社会に暮らす
第5章 移動のタイプとその変化:ネパールの移牧から(渡辺和之)
 5.1 はじめに:山岳地域における移牧とそのタイプ
 5.2 ルムジャタール村と村の羊飼い
 5.3 放牧キャンプ
 5.4 夏の放牧地
 5.5 冬の放牧地
 5.6 長距離移動と短距離移動
 5.7 変動する放牧地の利用者(1996~1998年)
 5.8 羊飼いの変化(2006年と2011年)
 5.9 夏の放牧地における利用者変化
 5.10 冬の放牧地における利用者の変化
 5.11 移牧のタイプの変化とその要因

第II部 人為的改変
第6章 古環境変動と人類の対応(藤木利之)
 6.1 人類の誕生
 6.2 衣類の出現
 6.3 ヤンガー・ドリアス期と麦作農耕の出現
 6.4 まとめと今後の課題
第7章 愛知川の氾濫と安土城築城期の大中の湖(古関大樹)
 7.1 はじめに
 7.2 砂州の発達
 7.3 愛知川主流路移動の要因
 7.4 安土築城期の大中の湖の湖沼環境
第8章 動き続ける大地の利用と対峙(目代邦康)
 8.1 はじめに
 8.2 斜面変動がつくる日本の地形
 8.3 斜面変動をどう利用するか
 8.4 斜面変動はどう意味付けされてきたか
 8.5 おわりに
第9章 焼畑による山地植生の利用と開発:17~18世紀の紀伊山地を例として(米家泰作)
 9.1 はじめに:焼畑という植生遷移のかたち
 9.2 紀伊山地の開発と焼畑
 9.3 植生の遷移と開発
 9.4 森を拓き、管理する
 9.5 おわりに
第10章 世界自然遺産「小笠原諸島」における植生破壊と再生の環境史(吉田圭一郎)
 10.1 はじめに
 10.2 小笠原諸島における森林破壊の歴史
 10.3 有用材の択伐による植生変化
 10.4 外来生物による在来植生への影響
 10.5 大洋島における自然環境の保全に向けて

第III部 天変地異と対処
第11章 近代における農地の水害復旧:京都市周辺を例に(赤石直美)
 11.1 はじめに
 11.2 研究方法
 11.3 1935(昭和10)年の京都市大水害
 11.4 近代における水害への対応
 11.5 水害と土地所有形態
 11.6 おわりに
第12章 災害と認識:天明浅間山噴火災害絵図の事例から(大浦瑞代)
 12.1 災害と人との関わり
 12.2 天明浅間山噴火災害
 12.3 多様な災害認識
第13章 インド・アッサム州、稲作体系と気候変動(浅田晴久)
 13.1 はじめに
 13.2 アッサム州の気候と稲作
 13.3 不安定な降雨と稲作
 13.4 気候変動と稲作体系の変容
 13.5 気候変動と伝統技術
 13.6 地域からみる気候
第14章 フィリピンの気象と災害(森島 済)
 14.1 フィリピンの自然災害
 14.2 降水量の分布と地域性
 14.3 近年における極端な降水の特徴
 14.4 熱帯低気圧の動向
 14.5 熱帯低気圧に対する現地での対応と近年の災害
 14.6 まとめ

第IV部 地理学と環境研究の今後
第15章 ゆらぐ地球環境の中のサヘル:気候と社会の変動、緑の回復をめぐって(門村 浩)
 15.1 はじめに
 15.2 サヘルとは? 多様に定義されるエコトーン
 15.3 最近の降水変動と大雨洪水・干ばつイベント
 15.4 2012年サヘル危機:気候変動と社会的動乱の相乗インパクト
 15.5 緑の回復とサハラ:サヘル大緑壁イニシアティブ
 15.6 おわりに
第16章 自然地理学と人文地理学をつなぐ環境史研究の課題と展望(小泉武栄)
 16.1 はじめに
 16.2 環境決定論との出合い
 16.3 『文明の生態史観』
 16.4 鈴木秀夫と安田喜憲
 16.5 講座「文明と環境」
 16.6 環境論の展開
 16.7 地球環境時代の環境史研究
 16.8 環境史研究において地理学者が果たすべき役割
 16.9 おわりに

索引・用語解説

執筆者紹介

*は編者
赤石(河角)直美 立命館大学 非常勤講師
浅田 晴久 奈良女子大学 専任講師
大浦 瑞代 元 お茶の水女子大学大学院研究院 研究員
小野 映介 新潟大学教育学部 准教授
門村  浩 東京都立大学名誉教授
小泉 武栄 東京学芸大学教育学部 特任教授
古関 大樹 京都女子大学・立命館大学・同志社大学 非常勤講師
米家 泰作 京都大学文学研究科 准教授
渋谷 鎮明 中部大学国際関係学部 教授
藤木 利之 福岡大学国際火山噴火史情報研究所 PD研究員
野中 健一* 立教大学文学部史学科 教授
宮本 真二* 岡山理科大学生物地球学部 准教授
目代 邦康 (公財)自然保護助成基金 主任研究員
森島  済 日本大学文理学部 教授
吉田圭一郎 横浜国立大学教育人間科学部 准教授
渡辺 和之 立命館大学 非常勤講師