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ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第5巻

自然の社会地理

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4,104円(税込)
冊子版/刊行:2013年3月
本体3,800円/584g
ISBN978-4-86099-275-0(4-86099-275-X)/C3336
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4,104円(税込)
CD-R版/刊行:2015年11月
本体3,800円
ISBN978-4-86099-924-7/C3836
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3,283円(税込)
ダウンロード版/刊行:2015年11月 ※eStoreで販売
本体3,040円
ISBN978-4-86099-924-7/C3836

内容紹介

人と自然の関係はどう作られているのだろうか。本書では自然を環境や食も含む広い意味で捉え、強者と弱者が対立するケース、利害関係者が協調して新たな価値を創造するケース等、さまざまなパターンを詳細なフィールド調査に基づき明らかにする。

書評・紹介記事

地理,2014年2月号 Vol.59 雑誌「地理」に香川雄一先生ご執筆の書評が掲載されました。

主要目次

序章 自然の地理学: 自然と社会の二元論を越えて(淺野敏久、中島弘二)
 0.1 人と自然の関わりをとらえる上での「社会」
 0.2 自然の地理学(geographies of nature)
 0.3 日本の地理学における自然と社会に関する研究

第Ⅰ部 自然と環境をめぐるポリティクス

第1章 大地は誰のものか?:  自然と環境をめぐる日本のポリティクス(小野有五)
 1.1 福島第一原発事故と水俣病
 1.2 「フクシマ論」と植民地化のポリティクス
 1.3 「内国植民地」という言説
 1.4 歴史の再構築と地理学
 1.5 川とサケをとりかえす
 1.6 小・中学校副読本『アイヌ民族:歴史と現在』書きかえ問題

第2章 原生自然の保全・保護と人種:  デス・バレー国立公園を事例に(石山徳子)
 2.1 はじめに
 2.2 原生自然の保護と保全
 2.3 国立公園と原生自然
 2.4 デス・バレー国立公園の歴史地理
 2.5 NPSと先住民族による国立公園の協同管理
 2.6 原生自然観の見直しと多文化の共生
 2.7 協同管理計画をめぐる混乱
 2.8 おわりに

第3章 ヨーロッパにおける広域自然保護地区と観光レクリエーション (フンク・カロリン)
 3.1 はじめに
 3.2 自然保護と観光レクリエーションの「縁結び」
 3.3 ヨーロッパにおける土地利用、自然へのアクセス権と観光レクリエーション
 3.4 個人所有地の多い国立公園と非政府組織による保護管理:イギリス
 3.5 レクリエーションを重視した広域自然保護:ドイツ
 3.6 今後の展開:自然保護と観光レクリエーションの分離?
 3.7 おわりに

第Ⅱ部 自然の社会的構成と地域

第4章 環境運動における場所と空間:  韓国セマングム開発反対運動を例に(淺野敏久)
 4.1 はじめに
 4.2 環境運動の調査にあたって
 4.3 セマングム開発問題
 4.4 セマングム論争の時空間構造
 4.5 セマングム開発にみる「持続可能な開発」
 4.6 おわりに

第5章 基地問題をめぐる人々と環境のかかわり:  沖縄県辺野古の海上基地
    建設問題を事例として (中島弘二)
 5.1 はじめに
 5.2 普天間から辺野古へ: 誰が決めたのか?
 5.3 「市民投票」の実現と挫折
 5.4 基地反対か、経済か: 生命と経済のトレード・オフ
 5.5 基地がらみ地域振興策がもたらしたもの
 5.6 地域振興策を通じた生活環境の改変
 5.7 地域住民による生活環境の再定義
 5.8 新たな生活環境の構築に向けて: むすびにかえて

第6章 大型鳥類の保全を軸にした地域づくり:  豊岡のコウノトリと鶴居
    のタンチョウ (菊地直樹)
 6.1 はじめに
 6.2 環境アイコンとしてのコウノトリとタンチョウ
 6.3 包括的再生としてのコウノトリの野生復帰
 6.4 鶴が居る村の村づくり
 6.5 大型鳥類の保全を軸にした地域づくりと環境アイコン

第Ⅲ部 グローバル化のもとでの食と環境

第7章 食のグローバル化とローカル食料供給体系    (伊賀聖屋)
 7.1 はじめに
 7.2 食のグローバル化と自然的脱埋め込み
 7.3 食料供給プロセスの脱埋め込みをめぐる問題
 7.4 ローカル食料供給体系の今日的意義と課題
 7.5 おわりに

第8章 スリランカの有機農業にみる世界の「南北問題」とそれへの挑戦(河本大地)
 8.1 はじめに
 8.2 スリランカ農業の特徴
 8.3 スリランカにおける有機農業の展開
 8.4 有機農業関連アクターの相互関係と内発性

第9章 ベトナムのエビ養殖と漁民コミュニティの変化(金  枓哲、グエン・フ・ヌー)
 9.1 はじめに
 9.2 タムジャン・ラグーンにおけるエビ養殖の概要
 9.3 伝統的な資源管理者としての船上生活者集団「バン」
 9.4 タムジャン・ラグーンにおける資源管理の変化
 9.5 おわりに

第10章 大都市近郊における廃棄物の堆肥化とその活用システム(佐々木 緑)
 10.1 はじめに
 10.2 有機性廃棄物の排出処理: 食品製造業A社の事例
 10.3 有機性廃棄物の再生処理:  E社の事例
 10.4 有機性廃棄物の活用:  大都市近郊の野菜産地の事例
 10.5 有機性廃棄物の堆肥化とその活用システム
 10.6 おわりに

索引・用語解説

執筆者紹介

淺野 敏久 (広島大学大学院総合科学研究科 准教授)
伊賀 聖屋 (金沢大学人間社会研究域人間科学系 准教授)
石山 徳子 (明治大学政治経済学部 教授 )
小野 有五 (北海道大学名誉教授、北星学園大学経済学部 教授)
河本 大地 (神戸夙川学院大学観光文化学部 講師)
グエン・フ・ヌー (フエ大学(ベトナム) 講師)
菊地 直樹 (総合地球環境学研究所 准教授)
金  薯K哲 (岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授)
佐々木 緑 (広島修道大学人間環境学部 准教授)
中島 弘二 (金沢大学人間社会研究域人間科学系 准教授)
フンク・カロリン (広島大学大学院総合科学研究科 准教授)