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書評・紹介記事

日刊木材新聞,平成15年7月5日土曜日 基礎から応用研究まで幅広く活用できる書。

主要目次

口  絵
はじめに
1 木材の構造と形成(船田 良 編集)
1.1 木材の概観(船田 良)
 1.1.1 木材を生産する樹木
 1.1.2 樹木の外観
1.2 樹木の成長(船田 良)
 1.2.1 伸長成長
 1.2.2 肥大成長
1.3 樹木細胞を構成する細胞小器官(高部圭司)
1.4 形成層細胞の分裂(船田 良)
 1.4.1 分裂活動の変化
 1.4.2 形成層細胞分裂活動の制御機構
1.5 木部細胞の分化・成熟(船田 良)
1.6 木部細胞分化の分子生物学(馬場啓一)
 1.6.1 木部分化帯の cDNA
 1.6.2 EST データベースとマイクロアレイ
1.7 針葉樹材の組織構造(佐野雄三)
 1.7.1 仮 道 管
 1.7.2 ストランド仮道管
 1.7.3 軸方向柔細胞
 1.7.4 放射組織
 1.7.5 樹脂道とエピセリウム細胞
1.8 広葉樹材の組織構造(佐野雄三)
 1.8.1 道  管
 1.8.2 木部繊維
 1.8.3 軸方向柔組織
 1.8.4 放射組織
 1.8.5 その他の解剖学的特徴
1.9 細胞壁構造(船田 良・高部圭司)
 1.9.1 一次壁の性質
 1.9.2 二次壁の性質
1.10 細胞壁修飾構造(佐野雄三)
 1.10.1 壁  孔
 1.10.2 道管せん孔
 1.10.3 らせん肥厚
 1.10.4 いぼ状突起とベスチャー
1.11 あて材の構造と形成(馬場啓一)
 1.11.1 あて材の特徴
 1.11.2 あて材形成機構
2 セルロース(杉山淳司 編集)
2.1 緒  言(杉山淳司)
2.2 セルロースミクロフィブリルの構造(和田昌久)
 2.2.1 セルロースとは
 2.2.2 ミクロフィブリルとは(定義と概要)
 2.2.3 木材セルロース(一次壁と二次壁のセルロース)
 2.2.4 どこにセルロースは存在するか?
 2.2.5 種によって異なる大きさ、断面の形状
 2.2.6 セルロースミクロフィブリルの構造
 2.2.7 セルロースの合成と結晶化に影響を与える因子
2.3 結晶構造(西山義春)
 2.3.1 単位格子(unit cell)と結晶多形(polymorph)
 2.3.2 分子の形態
 2.3.3 単位格子への分子の充填(packing)
 2.3.4 水素結合(Hydrogen bond)
 2.3.5 ミクロフィブリルへの充填
 2.3.6 表面と非晶
 2.3.7 結晶化度
 2.3.8 低エネルギー振動と中性子非弾性散乱
2.4 セルロースの構造と生合成の接点(杉山淳司)
 2.4.1 酢酸菌の TC の仕組み
 2.4.2 藻類、高等植物の TC の仕組み
2.5 セルロースの生合成(川越 靖)
 2.5.1 序  文
 2.5.2 セルロース生合成の熱力学
 2.5.3 セルロース生合成の酵素学
 2.5.4 ワタ(cotton)CesA の機能解析とセルロースの合成経路
 2.5.5 セルラーゼの働きについて
 2.5.6 セルロース生合成のモデル生物
 2.5.7 方 法 論
3 ヘミセルロース(高部圭司 編集)
3.1 ヘミセルロースの生合成(今井貴規)
 3.1.1 糖ヌクレオチドの生合成
 3.1.2 キシランの生合成
 3.1.3 グルコマンナンの生合成
 3.1.4 ガラクタンの生合成
 3.1.5 キシログルカンの生合成
3.2 ヘミセルロースの堆積と細胞壁中での分布(粟野達也)
 3.2.1 ヘミセルロースの堆積機構 
 3.2.2 ヘミセルロースの細胞壁中での分布
3.3 ヘミセルロースの生合成と輸送に関与する細胞小器官(高部圭司)
3.4 ペクチンの生合成およびその細胞壁中での分布と存在状態(今井貴規)
 3.4.1 ペクチンの生合成
 3.4.2 ペクチンの生合成の場、分布、存在状態
4 リグニン(福島和彦 編集)
4.1 リグニンの機能、植物の進化との関連(横田信三)
 4.1.1 機  能
 4.1.2 植物の進化との関連
4.2 リグニンの沈着と分布(福島和彦)
 4.2.1 リグニン沈着過程と分布の可視化
 4.2.2 針葉樹木部細胞壁におけるリグニンの分布
 4.2.3 広葉樹木部細胞壁におけるリグニンの分布
 4.2.4 複合中間層と二次壁のリグニン
4.3 細胞の分化とリグニン形成の分子機構(佐藤 康)
 4.3.1 維管束分化とリグニン形成
 4.3.2 細胞分化とリグニン形成のモデルとしての管状要素
 4.3.3 管状要素分化の過程
 4.3.4 リグニン合成機構 
4.4 シキミ酸経路(堤 祐司)
 4.4.1 シキミ酸経路の全体像
 4.4.2 シキミ酸経路に関わる酵素
4.5 モノリグノールの生合成(堤 祐司)
 4.5.1 フェニルアラニンアンモニアリアーゼ
 4.5.2 芳香核の水酸化
 4.5.3 芳香核のメチル化酵素
 4.5.4 側鎖γ位(9 位)の還元酵素
4.6 モノリグノールの重合(重松幹二)
 4.6.1 モノリグノールの多糖類マトリックス中での拡散
 4.6.2 モノリグノールの酵素との衝突と反応活性中心への侵入
 4.6.3 一電子酸化によるラジカル化と酵素からの脱離
 4.6.4 ラジカル分子のカップリング反応による二量体化
 4.6.5 7(α)位炭素への水酸基の付加によるキノンメチド中間体の解消
 4.6.6 ラジカルカップリング反応の繰り返しによる高分子化
 4.6.7 人工リグニン
4.7 リグニンのバイオテクノロジー(梶田真也)
 4.7.1 リグニンの性質が変化した変異体
 4.7.2 リグニン含有量を低減させた遺伝子組換え植物の作出
 4.7.3 リグニンの化学組成の調節
 4.7.4 リグニン生合成の変化に伴う植物の形質変化
 4.7.5 パルプの生産性を向上させた木材
 4.7.6 易消化性の飼料作物の開発
 4.7.7 遺伝子組換え植物の将来展望
5 抽出成分(梅澤俊明 編集)
5.1 緒  言(梅澤俊明)
5.2 抽出成分の分類と化学的特徴
 5.2.1 リグナンおよびネオリグナン(梅澤俊明)
 5.2.2 ノルリグナン(梅澤俊明)
 5.2.3 フラボノイド(河合真吾)
 5.2.4 スチルベノイド(河合真吾)
 5.2.5 タンニン(光永 徹)
 5.2.6 イソプレノイド(伊藤和貴)
 5.2.7 その他の成分(伊藤和貴)
5.3 生 合 成
 5.3.1 細胞内における抽出成分の生合成場所(今井貴規)
 5.3.2 リグナン(梅澤俊明)
 5.3.3 ネオリグナン(梅澤俊明)
 5.3.4 ノルリグナン(梅澤俊明)
 5.3.5 フラボノイド(河合真吾)
 5.3.6 スチルベノイド(河合真吾)
 5.3.7 タンニン(光永 徹)
 5.3.8 イソプレノイド(伊藤和貴・藤田弘毅)
 5.3.9 ジアリルヘプタノイド(伊藤和貴)
5.4 抽出成分の分布と生理的意義
 5.4.1 心材特異的分布(梅澤俊明)
 5.4.2 生体防御(横田信三・光永 徹)
5.5 抽出成分の物理特性への寄与(矢野浩之)
6 木質のバイオメカニックス(山本浩之 編集)
6.1 水分の吸収と運搬の物理
 6.1.1 樹木と水(吉田正人)
 6.1.2 吸水と運搬の機構(吉田正人)
 6.1.3 木部圧ポテンシャルの日変動(吉田正人)
 6.1.4 木部における軸方向への水の移動(中井毅尚)
 6.1.5 木材と水(吉田正人・中井毅尚)
 6.1.6 水分の吸放出による木材の収縮膨潤(中井毅尚)
6.2 樹木成長のバイオメカニックス(山本浩之)
 6.2.1 樹木と残留応力
 6.2.2 樹木と成長応力
 6.2.3 成長応力と樹木の形
6.3 木材の力学的性質と細胞壁複合構造
 6.3.1 応力、ひずみ(山本浩之)
 6.3.2 力学的異方性(山本浩之)
 6.3.3 繊維方向ヤング率と細胞壁複合構造(中井毅尚)
参考文献
索  引